捻挫の対処方法

文責:院長 柔道整復師 早川 秀史

最終更新日:2023年10月10日

1 応急処置の基本「RICE」

 捻挫などのスポーツ外傷・スポーツ障害の応急処置の基本は「RICE」処置です。

 RICEとは、Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(拳上)の頭文字をから名付けられています。

 早期にこれらの処置を行うことで、内出血や腫れ、痛みを抑制し、悪化を防ぐことができるといわれています。

2 捻挫をしたら速やかに応急処置を行う

 スポーツ中に足首を捻ってしまったり、手首を捻ってしまったりした場合には、まずは安静にしてください。

 捻挫は比較的痛みが軽い場合もありますが、むやみに動かすと悪化してしまう可能性があります。

 痛みがあまりないからといって軽視せずに、損傷部位を安静に保つことが大切です。

 安静にしたら、損傷部位を冷却します。

 冷やすことで損傷部位の毛細血管が収縮して、腫れや痛みを抑えることができます。

 ただし、冷やしすぎると凍傷のおそれがありますのでご注意ください。

 その後、損傷部位をテーピングなどで圧迫し、患部を心臓よりも高くします。

3 接骨院で適切な施術を受ける

 RICEは、あくまでも応急処置にすぎません。

 そのため、処置が終わりましたら、お早めに接骨院等に行き、適切な施術を受けてください。

 捻挫によって傷めた靭帯は、伸びた状態になっています。

 適切な処置を受けないと、伸びた靭帯が修復されないおそれがあります。

 靭帯が伸びた状態で運動を再開すると、不安定な状態で関節を動かすことになってしまい、捻挫の再発リスクが高まってしまいます。 

 接骨院で適切な施術を受けることで、伸びてしまった靭帯や組織の修復を促し、捻挫の痛みを根本から改善できるかと思います。

 応急処置をした後、そのままにしてしまわず、しっかりと接骨院に通院することが大切です。

4 捻挫について当院にご相談ください

 捻挫をしてから施術を受けるまでの期間が短いほど、回復の経過が早いため、捻挫をしたらお早めに当院にご相談ください。

 捻挫の痛みがなかなか取れないという方も、一度当院にご相談いただければと思います。

 傷めてしまっている靭帯や組織などの捻挫の根本的な原因に対して適切にアプローチすることで、回復を目指してまいります。

 当院での捻挫の施術について詳しくはこちらをご覧ください。

受付時間

 
午前 -
午後 --

【月曜〜金曜】
午前9:00〜午後12:00
午後3:30〜午後 7 :30
木曜午後は健康保険外予約のみ
【土曜】
午前8:30〜12:30
【定休日】
土曜午後
日曜、祝祭日

所在地

〒500-8383
岐阜県岐阜市
江添3-8-24
岐阜バス OKBぎふ清流アリーナから徒歩5分

058-275-3663

お問合せ・アクセス・地図

PageTop