膝痛の原因として考えられること

文責:院長 柔道整復師 早川 秀史

最終更新日:2024年07月22日

1 スポーツなどによるケガ

 「ランナー膝」という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 ランナー膝とは、膝の外側が痛くなるスポーツ障害のことで、ランニングを行っている方に生じやすいことから、このように呼ばれています。

 初期段階では、運動中に膝に痛みが生じるけれど、安静にしていると痛みがおさまるといった程度ですが、悪化すると、安静にしている時でも膝の痛みを感じるようになります。

 ランナー膝は、同じ動作を繰り返すことで膝周辺の靭帯が炎症を起こして痛みが出るもののため、ランニングだけではなく、自転車やスキーなどでも起こりやすいです。

 また、スポーツに関係するその他の要因でも、膝痛の原因となることがあります。

 例えば、サッカーやバスケットボール、ラグビーなどの接触プレーが多いスポーツでは、膝を損傷しやすく、膝痛の原因になり得る可能性が高いです。

 接触の少ないスポーツであったとしても、急な方向転換などは膝に負担がかかる動作になります。

 ジャンプ動作も膝に負担のかかる動作で、これを繰り返すことで膝に炎症を起こし、痛みが出ることもあります。

 スポーツをプレーしている際に、これらの動きをすることは少なくありません。

 このように、スポーツが原因で膝痛を引き起こすケースは多数考えられます。

 膝痛を予防するためには、運動前のストレッチを十分に行い、筋肉の柔軟性を高めてからスポーツをすることが大切です。

2 加齢によるもの

 膝痛を感じている方の中には、階段の上り下りなどで膝に痛みを感じるという方もいらっしゃることと思います。

 その膝の痛みは、加齢によって膝関節の軟骨がすり減ってしまっていることが原因だと考えられます。

 歩き出す時の一歩目に膝が痛む、立ち上がった時に膝が痛むなどの症状も同様に、加齢による膝関節のすり減りが原因だと思われます。

 通常、膝が痛むという場合、しばらく安静にするという選択肢を取ることが多いと思います。

 しかし、加齢が原因の膝痛では、長い間安静にしていると筋力が低下して関節が硬くなり、膝への負担がさらに大きくなることで、膝痛が悪化してしまうおそれがあります。

 膝痛を予防するためにも、日頃から、痛みが出ない範囲の体操で筋肉をつけるとともに、ストレッチなどで関節の柔軟性を高めることが大切です。

3 膝痛は接骨院にご相談ください

 膝は、私たちが日頃からよく動かす部位ですので、無意識に負担をかけてしまいがちです。

 膝痛が悪化すると、歩いたり座ったりする動作に影響が出るため、日常生活に支障が出てしまう可能性があります。

 そのため、早い段階で適切な施術を受け、早期回復を目指すことが大切です。

膝痛は我慢せずに、お近くの接骨院にご相談ください。

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